2012年5月3日木曜日

またね。

晴天で始まった春の連休も今夜半から雨という。

春が待ち遠しかった。
特に今年はそんな思いが強かったように思う。

……カタいな、文章。
こういうことじゃないんだよな。


いやね、思ったのさ。

一年間待ってた春が、やっとこさ来てくれてね、
花が咲き出して、街が山が海が世界が色づき始めてさ。
こうなんというか、ぶわーっと地面から生命が噴きだしてくるようなー躍動感つの?
なんかたまらんわけよ。

んでその象徴が桜だと思うんだ。
樹の枝いっぱいにモリモリと花を並べてね、生命のカタマリだな、コイツって思うんだ。
梅や林檎じゃそこまでのカタマリ感は出せない。残念ながら。

待って待って心待ちにして咲いてくれた桜。
待ち人来たる的な感動で熱烈なるハグ、いや抱擁でお出迎えしたのさ。今年はね。
いろんな話を聞かせてもらって、たくさん会話して、そりゃもう楽しい時間だったよ。

でもさ、昨日一日の強風で、もう旅支度始めちゃうんだもんな。
そこにきて予報の雨。
もうお別れなんだな、って。


一週間もなかったね、キミと一緒にいられた時間。
でもまた逢えることは知ってるよ。
裏切ったことないもんね、キミは。


どうか、よい旅を。



0 件のコメント:

コメントを投稿