ラベル 習作 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 習作 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年5月5日土曜日

溶ける混ざる

揺れているだけ咲いただけ
見上げられ綺麗と言われ
墜ちる地に戻る
生き終えたその姿
写しているのか写されているのか





2012年5月4日金曜日

今頃の好き。

窓を開けてのドライブ
匂い
布団を飛び出す勇気の要らなさ
薄着
日々遅くなる日没




2012年5月1日火曜日

daydream


時間がない。

欲しいけれど、しかたがない。
しかたがないので、妄想する。
もしも時間がたっぷりあったら、って妄想する。
たっぷりと時間をかけて妄想する。


あれれ。
時間がないや。



使い古したおもちゃみたいなボロっちぃ車でドライブしたい(春限定)。

HAPPY



そこら中にあるんだよ。



2012年4月23日月曜日

死ぬまでにやっておくこと。

こうさ、パーっ!っと、
次の日のことなんか気にしないで、
それこそ浴びるように酒飲んで、
でも酒も肴も高級なもの揃えて、
くっだらねぇ話でバカみたいに盛り上がって、
涙出るくらい腹抱えて笑って、
笑っちゃうくらい酒が無くなっていって、
腹減ったっつって、
テキトーすぎる料理を作って、
それが絶妙に丁度マズくてまた笑って、
グラス倒してタオル探して、
すでに誰か寝ちゃってて、
誰が最後まで起きてるかなんてしょーもない賭けをして、
最初に寝たヤツが寝ゲロして、
テキトーにゲロ片付けて、
残ってる酒はキっツいウオッカだけになってて、
いつの間にかみんな寝ちゃってて、
誰が最後だったかなんて誰にも解らなくて、
気がつきゃイビキだけが聞こえる雑魚寝の朝で、
起きたのはまだ俺一人で、
二日酔いすら来てない普通の酩酊状態で、
床に転がる空き瓶の数に一人笑って、
水を飲みたいんだけど台所に行くのを面倒がって、
気の抜けたヌルいビール飲んで、
あくびしながら寝違え寸前の首をさすって、
時計見たら8時とかまた微妙な時間で、
二度寝にはイビキがうるさくて、
仕方ないからテキトーに片付けを始めて、
コーヒー淹れようして豆こぼしたりして、
まいいかって拾った豆でコーヒー淹れて、
さてコーヒー飲むかってところで起きだすヤツがいて、
ソイツのぶんのカップも満たして、
昨夜のバカ話を思い出したりして、
でも触れないほうがいい話は自然と避けてたりして、
寝ゲロのヤツのカピカピな口元を見て笑って、
もうこういうのしばらくいいなとか言って、
カーテン開けたらすっげ健康的な青空で、
ちょっとした罪悪感と変な充足感に満たされて、
一人また一人と起きだして、
ソイツらの分までコーヒー持ってきて、
便所に行ったヤツがこぼれゲロ発見して騒いで、
それ聞いてみんな笑って、
やっぱりこういうのしばらくいいなとか言って、
やっぱり寝ゲロの奴の口元はカピカピで、
カーテンじゃなく窓まで開けて、
気持ちいい風と部屋の酒臭い空気を交換して、
次は来年かななんて思って、
誰かが次はいつやるよなんて言い出して、
もういいっつーのと総ツッコミ食らって、
それでもみんな次があることを知ってる。
そんなバカすぎる飲み会。



2012年4月20日金曜日

23時54分

話したい。
ぼくの話を聞いて欲しいんじゃなくて、話したい。
そう思ったけど、ぼくには話す相手がいない。

話をしていたい。
誰かと同じ時間を一緒に過ごしたい。
そう思ったけど、ぼくは一人だ。


ひとりになりたい。
私の部屋に帰るのではなくて、どこか遠くに行きたい。
そう思ったけれど、明日も仕事が待っている。

ひとり風に吹かれていたい。
知らない海が見下ろせる赤土の丘がいい。
そう思ったけれど、私が休むわけにはいかない。


少年は狭い玄関でスニーカーを履き、暗い街へと歩き出す。
女は闇い玄関でヒールを脱ぎ、革張りのソファへ躰をあずけた。

コンビニの青白い照明が作る冷たい夜気。
少年は立ち止まらなかった。

低く唸るエアコンが吐き出す乾いた空気。
女は泣きたかった。