2012年5月30日水曜日

気持ちいいこと。

ちょうどいいのは気持ちいい。

音量、構図、時間、温度、あとは距離とか。

その気持ちよさは、自分一人で完結するものよりも、自分以外の第三者が関わっておさまるとより大きいもので。

しかも「ちょうどいい」ものというのは飽きが来ず、慣れもしないため、いつでも新鮮に気持ちいい。

私は行動の指針としてこの「ちょうどいい」を持って歩く。
果たしてこれはちょうどいいか、ちゃんと気持ちいいかを感じるように気をつける。

このように、個人の主観であり、数値化できない「感覚」を指針とすることにはもちろん危うさもあるが、私にとってはこのくらいが「ちょうどいい」のだと思っている。


ちょうどいい写真がなかった。

2012年5月25日金曜日

こわれちゃう……

ヴァー
なぜにこうも楽しい時間ってーのはあっちゅーまに過ぎてゆくのか。

7月に発行するGuff特別号「ありがとう。」の第二弾を編集中なんだ。といっても、レイアウト以前の写真の加工だね。編集部員が集めてきた写真を適宜調整する作業さ。
この写真ってのが、ありがとうメッセージを書いてもらったスケッチブックを持っている笑顔の人々なわけよ。どの写真も言っちゃえば陰陽の陽だからさ、編集作業をしてると陽に当てられまくりの焼けまくりでカーマインローション持って来ーいってテンションっぱなしで、作業中も口角上がりっぱなしの目尻下がりまくりカーニバル! そんで時計に目をやると、アラヤダこんな時間じゃないてな具合で現在に至ると。
腹ヘリはトオノムカシに通り過ぎちゃってるけど、精神的健康度合いたるや相当良好な数値を叩き出してるに違いないね。

今回もパーンッと胸を張って発行するよ!
お楽しみに♪

バックナンバーはコチラで☆
http://www.guff-net.com/web/library102.html


加工を待つ素写真たち。

2012年5月24日木曜日

あなたならどうする。

自動車を運転中にもよおしたんですよ。
すぐそばに大学校のような佇まいのパチンコ屋がありましてね、そこの厠を拝借することにしたんですよ。なんといってもあそこの厠はウォシュレットでもありますし。

いえいえ、さほど切羽詰まった按配ではありませんでしたから、脂汗も焦りもまったくなく、早春の川岸の如く涼しい顔をしていたと思います。
そんな時ってのは万事上手く運ぶもので、駐車場も空いてましてね、入り口に程近い所に停車することが出来ました。

車を降りて厠に向かいます。近いもんですよ。一分もかかりません。
まだ余裕充分だよ、と大人しい腹が無言で知らせてくれていますし、なんの不安もありませんでしたね。

厠に先客は居りませんでした。二つ有る個室のうち洋式は一つでしたから、そちらに入りましてね、ゆっくりとベルトを外して腰を落ち着かせました。
焦りなんてありませんよ。ええ全くです。落ち着いていましたから紙が有ることも確認しました。二つ有るロールは綺麗に三角折されていて、掃除して間もないことが解ります。なにか得したような、上手く事が運ぶ時の好循環、そんなものを感じつつ用を足すことができました。

先に洗浄ボタンを押して流します。続いてウォシュレットスイッチON。
ここのはTOTOのapricotというタイプです。そうです、水玉連射のものですね。暗い宇宙空間に浮かんだお尻のようなアプコットめがけ、宇宙船が水玉を連射するTVCMが印象的でした。
これがとても心地いい。数ある温水洗浄機能付き便器の中で一番好きですね。
ええ、もちろん水勢は最強でなくてはなりません。

パチンコで遊ぶでもなく、このapricotを気持ちよく使うことに小さな申し訳なさも感じますが、地域一番店を目指している店ですから、きっと許してくれると思います。

洗われてすっかり綺麗になり、ありがたい思いで洗浄STOPボタンを押しました。
ところがね、止まらないんですよ。水玉連射が。
あれれ、なんて思ってね、カチカチと何度も押すんですがね、どうにも止まらない水玉連射。
私が操作しているボタンは、壁に取り付けてあるリモコンのものでしたので、本体の操作部を探します。まあ、無いんですね。このapricotには無いと。なるほど。
ジジジジジジジジと水玉連射は続きます。

さて、どうしたものか。
とりあえず壁にかけてあるリモコンの停止ボタンをカチカチカチカチ押します。やっぱり止まりません。
大方リモコンの電池がないのだろうと思いましたので、リモコンを壁から取り外しましてね、まずは液晶画面を見たんですよ。そうしたらですね、薄いんですね、液晶表示が。微かに読める最強を表す水勢の表示。なるほど電池が消耗していることが伺えました。
となると、私がこの個室に入り、発射開始スイッチを押し、水勢を目一杯上げたのが、このリモコン最後の司令となったのだな、等と考えつつ、便器後部にあるリモコン受光部になるべく近づけてSTOPボタンを押しました。ジジジジジジジジジジジジジジ。水玉連射が元気です。

このようにいわゆる「おいしい状況」ですので、なにか写真を撮って「ウォシュレット止まりませんなう」などと投稿すれば小さな笑いくらいとれるかなとポケットを探りますが、無いんですね、携帯電話が。どうやら会社に置いてきたようです。
上手く事が運ぶ時は一旦立ち止まり、足元を怪しんでみることが肝要です。

そういえばウォシュレット等の便座には着座センサなるものがあり、人が座っていないと水は発射されないと聞き覚えている。ということは腰を上げれば止まるかと思い至り、腰を浮かせますが、いわゆるデリケートゾーン近辺と申しますか、つまりは蟻の戸渡りを刺激されただけで終わりました。

えてして弱った電池というものは刺激により息を吹き返すものであることを経験により学んでいますので、とりあえず、リモコンをバンバン叩いてみますが、止まりません。
最強の水玉連射により、そろそろ私のapricotの方が音を上げそうです。

弱った電池は温めると元気になるということを私は知っています。
元気は少しでいいのです「おい便器よ、STOPですよ。」と一言いわせるだけでいいのですから。
電池を取り出すべくリモコンを裏返し、極めて単純な電池蓋を開けようと試みますが、あの子の心のように開く気配はありません。もしかしたら何らかの呪文が要るタイプなのかも知れません。ジジジジジジジジジジジジ。私のapricot崩壊まで残された時間はあと僅か。

この状況下に於いて私に残された選択はただ一つ。
それは、決死の緊急脱出に挑むことを決心し、それを実行に移すこと。

慎重に脳内シミュレーションを繰り返します。
いかに濡れる面積を小さく便座の蓋を閉めるか。これに集中します。
私のapricotに向けての発射をやめない水玉連射からの脱出。
終わらない弾幕との決別。

作戦はひといきに終わらせなければなりません。
僅かな躊躇がさらなる犠牲を生むことになるものです。

時は満ちました。
多めのトイレットペーパーを左手に取り水玉連射を防御! と共に前方へ投げ出すように体を運び、同時に右手で便座蓋クローズ!!



私のapricot崩壊のカウントダウンは止まりました。
便座蓋の下から聞こえるくぐもったジジジジ音と、蓋の隙間から零れつつ床を濡らし続ける温水。
尻と言わず下着たちまでもそぼ濡らした水玉連射は、敵を見失った今も止まることなく撃ち続けられている。


愚かしい戦争の終結。
そこには勝者も敗者もなく、あるのは次に蓋を開けた者の驚きと濡れだけである。



お口直しとして爽やかなのか怪しげなのかわからない画像を御覧ください。

紅豆。

書道の先生が書いたもの。

私が思うに「平常心」や「心静かに」ということかと。
しかしそう掲げられるよりもよほど分かりやすい。
そして活字なんかよりもよっぽど伝わる。

青豆=グリーンピースはニガテだよ。

2012年5月22日火曜日

挿入。

パワーウインド限定の話。
暑い日って窓を全閉めしないで、隙間開けないかい?
後部座席の窓を閉める時、振り返って丁度いい隙間具合になるくらいにパワーウインドのスイッチを操作するんだけど、目視しているその窓じゃない窓を動かしちゃうのは老いです。

シュリンクフィルムを開ける時の話。
フリスク的なものやCDなんかは平気なんだけども、初めて手にする商品のシュリンクの剥きどころがなかなか見つけられないのは老いですよ。

カードメディアなんかの話。
SDカードなんかを挿入する時、裏と表を間違うのはまあ、ある。
それが毎回だと老いだからな。
前後を間違うようになったら病院へ行こう。
前後どころか横向きでの挿入を試みる日が来たら遠い旅に出るがいい。

ええ、私のことです。
さすがにSDカードの前後は間違えないけれど、裏表は毎回だよ。なんだよこれ。
「いつも逆に入れるから、今日は思った方の逆で!」とインサートしたら、それが逆なの。
フンカフンカ言いながら裏返して入れなおすと、それが本当の逆で、最初ので合ってたのかよーってまたフンカフンカすんの。
なんで正しい向きなのに一発で入れられないのよ。ねぇ、なんなの? どうして!? 答えてよ!
と、バカOLのように涙ぐみたくなっちゃうよ。

先日「ご自由にお使い下さい」の老眼鏡(ヨワ)をかけた。
小さい文字がハッキリと読めた。


にそ丸、人生半ばの晩春に書く。


そんな自分がカワイくもある。

2012年5月19日土曜日

耳心

「人間万事塞翁が馬」
30歳当時から私の座右の銘としている故事。

この故事と11年も一緒に暮らしてきて、今日知ったことがある。

辞書によると、
「人間(じんかん)」とは日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、世間(せけん)という意味です。

なそうだ。

人前で普通に「にんげんばんじ~」と言い続けてきたよ。
それどころか、ケータイのメアドも「ningen_banji~」だよ。



顔から屁が出る思いです。



……メアド変えなきゃなぁ。



2012年5月17日木曜日

クライマックスフォレスト

地球上のモノは全て引力を持っている。
コピー用紙も鉛筆も机も人も引力を持っている。そしてその引力はそのモノの質量と比例する。これがニュートンが発見した万有引力。思い出した?
この理論だと、いかなるモノ同士も互いに引き合うってことなので、ボールとボールもお互いに引きつけあってやがてはくっつく。但し、空気抵抗もあらゆる摩擦も小さいという条件でだけど。実際に水を含ませたスポンジを宇宙空間で握ると、水はスポンジや手にくっついたまま離れて行かないということでも証明されている。(この場合は表面張力も影響しているけれど)
我々の身の回りにあるモノで一番大きいのが足元の地球。ちなみにボールと地球の引力の差は15億倍。ここまでの差だとピンポン玉か砲丸の球かなんて瑣末すぎてどうでもよくなる。そのくらい地球が飛び抜けてデカい質量を持っていることと、空気も含めた各摩擦によって、机の上の鉛筆が消しゴムとイチャイチャしたりしないでいられる。

それでもあると思うんだ。人が大きなモノにひかれるということが。
人それぞれだろうけど、東京スカイツリーだったり重機だったりザトウクジラだったり、とかくデカいものというのはちょっと不思議な引力を持っている、そんなふうに思ったことはないかい?

10年近く前に重茂の原生林を歩くツアーに参加したんだ。そこに立つ森の巨人たちと向きあった時に感じた吸い寄せられるような感覚は今でも忘れられなくて、今もこうして思い出しちゃう。
高さ30m、周囲4mほどもあるおよそ300歳のケヤキ。目前に立つと、ついふらりとそばに行きたくなるし、手を触れてみたくなる。寄って触れたらしばらくそのままでいたいと思う。そんな経験があるから、圧倒的に大きなものにひかれることってのは、私はあると思っている。

「クライマックスフォレスト」。これはその時のツアーガイドに教えられた言葉。
自然の山が自然のままに生き続けて、やがて山の成長が終わるその時までのサイクルはおよそ800年で、その状態をクライマックスフォレストといいます。そしてこの山もそろそろクライマックスフォレストになろうとしています。そんな説明をしながらガイドが指した方向には倒れたたくさんの巨人たち。
木が成長して枝を張り、森を暗くし、地面を腐食させ、やがて樹は倒れる。
文字にすれば短いけれど、実際はこれを800年かけて一周させているという。

そういえばあのケヤキの樹だってまだ300歳か。ガイドが言った「そろそろ」は、私が考えるそろそろとは違う長さなのかも知れないな。
そしてもうひとつ。ケヤキの樹に感じた引力だってなんのことはない、地球の引力、引力のアンテナみたいなもんだったのかもしれないなと今は思う。

おかげでスカイツリーや重機の引力はどっか行っちゃったけど。


2012年5月16日水曜日

偏執未満

自称ベンチマニアです。
CPUのクロックアップをしたりPCの性能を測ったりではなく、座る方のヤツです。
検索に引っかかって訪れた方々は肩を落としてお帰りください。

ベンチ─公園なんかにある長椅子のこと─
ベンチの写真を撮る「撮りベン」。
ベンチは座ってなんぼという「乗りベン」。
ベンチで弁当を食べる「弁ベン」。
ベンチの模型を趣味とする「模型ベン」。
そんなのがあるかどうかは知りませんが、書いててちょっと面白いのでツバ付けとこーっと。

さしずめ私は、ベンチのある風景を愛でる系ベンチマニアです。
なんて名付ければいいでしょうか。思いつかないので募集します。
「募集します」と書いておいて、見事にコメントゼロとか普通にありえるし、でも笑えないどころか枕をしとどに濡らす(©ヴィンセント)ので遠慮せず投稿お願いします。
んで、ベンチがある景色が好きなので、あんまり座り心地を確かめたり、そこで本を読んだりということはしないのです。どっちかといえば「撮りベン」寄りとは思うけれど、いつもカメラを持ち歩いているワケじゃないので、それともちいと違うのです。

うまく説明ができそうにないので、例を挙げます。
・木漏れ日や揺れる葉の陰が投影されたベンチ。
・海が眺められるところにあるベンチを後ろから眺める。
・バタークリームみたいな色の蛍光灯に照らされ、そこだけ浮かんで見える夜のベンチ。

例えばこんな感じなのです。
やっぱちょっと変態ちっくですかね。自分じゃよくわかりませんけど。

命名投稿お待ちしております。



ちなみに、ぱいおつよりつーけー派です。


2012年5月14日月曜日

おっさん遊園地

遊園地が好き。
動物園と水族館はそれ以上に好きだけど。

遊園地が好きな理由は、色。
華やかな街だって色は多いけれど、それとは違って、すべてが子供っぽい色使いでコーディネートされている非日常感に心が躍るんだ。とはいえ、最後に行ってから20年近く経ってるけどね。

TDS?TDR?知らん。行ったことあるのはTDLだけ。だけどあそこは別格ね。超好き。
おねいちゃんとしか行ったことないからSweetな想いでしか残ってない。
だが正直あそこの人気住人に興味はない。
アトラクションと雰囲気、しつらえで十分。


明日は人気住人たちと会ってくる。



四十にもなりゃこんな場所のほうが好きだったりすんだけどな。

2012年5月12日土曜日

Guff


アルベルトは言ったさ。


想像力は知識よりも大切だ。
知識には限界がある。想像力は、世界を包み込む。

最初にアイデアを思いついた時にバカバカしいと思わなかったら、
そのアイデアは成功しない。


Guys, Be a Guff !


2012年5月11日金曜日

カケヒキ

後の火災で引っ越しを余儀なくされるまでの期間を過ごした部室の想いでなど。
高校入学とともに入部したヨット部部室は他のクラブと違い学校の敷地外にあった。部室ではなく「艇庫」。ヨットは「艇」だから。その艇庫というものはバスケットコートほどの敷地面積の倉庫状。二人乗りのヨット8艇を並べて置くことができた。その奥には薄いベニヤ板の壁で仕切られた「男子部室」と「女子部室」があり、その二つの部屋の仕切りも薄いベニヤ板一枚だった。となれば男子がすることは一つで、それは、女子部員を見守るということである。いかにして女子部員に発見されることのない場所に穴を開けるかに心血を注ぐ熱い情熱が男子たちにはあった。
女子よりも早く部室に行き、前日に計画した場所に電動ドリルで穴を穿つ男子と、部室に入るなり「サイテー」と叫びビニールテープで穴を塞ぐ女子。塞がれたビニールテープを細い棒で押し剥がすところをしっかりと見届け、剥がれた瞬間に水鉄砲による反撃をする女子。このように攻防は常に一進一退であったが、今思えば防御がビニールテープというところに、イヤヨイヤヨモスキノウチが有ったのではないかと思うのだが、それは勘違いであろうか。

色とりどりのビニールテープがいくつも貼られた女子部室の壁はとうとう見ず終いだったのが心残りだが、男女の壁を巡る熱い攻防の日々はまだまだブログネタとして私の中に生き続けている。

つづく


2012年5月10日木曜日

春寒

寒いね。
沿岸特有の「やませ」が気温を下げているんだろな。
そうこうしてるうちに入梅して、あれよあれよと夏が来る。

楽しみだなぁ、夏。
くっそ~、あっちぃなぁもー!って。
日焼け痛って!って。
っんっんっん……んがー!!!ってジョッキ空けたりしたいぞ。

おいコラ夏!!早く来やがって下さい。



蚊はヤだ。

2012年5月9日水曜日

7年。

いつかどっかで聞いた話。
女性の平均寿命は男性のそれよりおよそ7年(?)長いらしいのだが、それは生理の延べ日数と等しいとか。
毎月めんどいだろうし、付随するいろんな不調を想像すると、そんぐらいの寿命差でよければいくらでもどうぞという気になる。

新しい血を作るには古い血を排出するのが手っ取り早い。
夜の男性諸君。老廃物、出してるかい?



2012年5月7日月曜日

十六夜

脱いだ服を漁っても見つからないタバコ。
はは~ん、車ん中だろ。知っとるのぜ。
と玄関出たら沈丁花の匂い。
先週よりもずっと強くなってた。

沈丁花の匂いは月に似合う。
これは17歳から思っていたこと。
照れくさいが、恋の匂い。
気持ち悪ぃな、わはははは。

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十五夜は満月で、別名「望月」。
そして5月7日の今夜は十六夜。
十六夜は既に望月だったってことで「既望」といい、望みが叶う象徴だという。

この連休、私のささやかな望みは、
ここ"とねりの庭"で毎日ボヤけますように、だった。
半ば意地だったけど、なんとか望みは叶った。

あの17歳のときに見上げた十六夜に望みがあったかは忘れた。
この連休の望みはふたつ叶えられたから上出来。


さ、平日に戻った最初の日まで続いたぞ、小難しげなボヤき。

こんな庭だけど、とねりの独り言なんか左に流して、
楽に好きなこと話していきなよ。
庭門は開けっぱなしだからさ。





2012年5月6日日曜日

対峙








[ 01-灰汁 ]

かといって、誰にも見られず終わるのは。















[ 02-蒲公英 ]

あやぶみながらも、そこにありつづける。














[ 03-桔梗 ]

やがて来るその日のために。
















[ 04-萌葱 ]

順序立てることなく、居ること。
















ニソップ物語 3
「対峙」

2012年5月6日

工藤歩












2012年5月5日土曜日

溶ける混ざる

揺れているだけ咲いただけ
見上げられ綺麗と言われ
墜ちる地に戻る
生き終えたその姿
写しているのか写されているのか





自由時間

なんの予定もない休日。

コーヒーがてら朝からマックへ。
11時あたりから家族連れで賑わい出したので、知の森こと市立図書館へ。


散歩にしようかと大いに迷う天気だった。



四時間が経ち、お腹がぐーぐーうるさいので本を借りて退館。
A5ノート6ページびっちり文字書いた。


車のキーを探しているぼくを尻目に、ひなたぼっこするてんとうむし。


春は時間がゆっくり過ぎてゆく。
しばらくこのままでいいなぁなんて、思うのです。


踏切待ちもいいもんだ、なんて思えるのは春だから。