2012年9月3日月曜日

Lolita

半月ほど前から調子が悪い。
Windows7で使っている動画編集ソフトのことである。
平均して5分に一度は「重大なエラー」で息絶える。
おかげで30秒に一度はCtrl+Sるクセがついた。
これで作業は小刻みであっても進むが、強制終了と再起動は時間ロスが多すぎる。
あらかた原因は突き止めたが(←実はスゴい)根本的な解決方法を見つけるには至らなかった。
しかたがないのでサポセンへTELすることに。
最新バージョンをリリースしたA社は、旧バージョンのサポートに対して5,250円を徴収するが背に腹は代えられない。5,250円で腹が買えるなら安いもんだと思うことにしてダイヤルした。

ほとんど待たされることもなく繋がったサポートスタッフは力が抜けるほどの真性ロリ声。
ロリのサポート……「児童回春」という単語が頭に浮かんだ私は一旦死んだほうがいいのかもしれない。
そんな淫らな言葉を頭から追いやり、この度の症状を的確に伝える私に、サポートロリっ娘は、このような症状は前例がないことと、これ以上のサポートには料金がかかることをロリロリしい声で説明した。なんという生殺しだ(しっかりと想定はしていたが)。
私は、料金がかかっても構わない旨とともに、今回の原因(と思われる)と、私が望む結果を伝えた。するとロリサポちゃんは「恐れ入りますが、少々お待ちいただけますか?」と意味ありげな言葉を残して私を放置─保留─した。
美人局か?オヤジ狩りチーマー(古)登場か?と不安な心持ちで待つこと1分。驚くべきことにロリッポたんがものすっげぇ的確な解決方法を提案してくれたのだった。無料で。

なぜ有償であるはずの旧バージョンのサポートを無料で受けることができたのだろうか。要因はわからない。
ただ解ったことはある。それは、超ロリ声であってもA社のサポセンに勤めているイコール専門知識を持つ(あるいは的確にマニュアルを開くことができる)プロフェッショナルなのだということと、一瞬であっても淫らな考えに至った四十路のおっさんは気持ち悪いということ。
誤解のないようにはっきり言っておくが、私はロリコンではない。

末筆になったが、早池峰山の山頂に吹く9月の風のように清々しい気持ちで環境改善を完了したことを申し添えておく。


一般的なサポートのイメージ

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